オーストラリアの永住権 申請と取得方法
オーストラリア移民局DIAC ( The Department of Immigration and Citizenship )のサイトには、すべてのビザに関する情報が記載されています。このサイトを使いこなせばビザに関するほとんどの疑問は解決されることでしょう。
ここではオーストラリアの移民局 DIAC のサイトを参考に、永住権申請の方法についてみていきます。
=== 目次 ===
1. はじめに ~オーストラリアの永住権って誰でも取れるの??~
2. 永住ビザ申請の 具体例 ~例えば、調理師~
3. 永住ビザ申請の種類について
4. 「サブクラス885」って何??
4-1. About This Visa
4-2. How This Visa Works
4-3. Eligibility その1
4-4. Eligibility その2 ~ ポイントテストを実際に計算してみよう!! ~
4-5. Obligations
5. 結論
6. 最新の永住権申請情報
オーストラリアの永住権申請に関してのよくある疑問・質問は以下をどうぞ。
⇒ オーストラリア永住権申請のよくある質問
1.はじめに~オーストラリア永住権は誰でも取れるの?~
オーストラリアといえば「自然が豊かで気候が良い」というイメージをお持ちの方が多いと思います。
実際その通りで大変住みやすい国のため、移住する方(永住権を取得する方)が世界各国から集まります。現在ではそういった移住者の多く暮らす「移民国家」としても有名です。
オーストラリアの永住権は他の先進国と比較して簡単に取得できます。はっきりいえば、ほとんどの人は2年間オーストラリアの学校に通い、一定の条件を満たせば永住権が取得可能です(近年はプラス職務経験が必要です)。
そのため、永住権の取得目的でアジア諸国や中東など留学生が押し寄せているというのが現状です。永住権取得を目指している学生の中での日本人の比率はまだそれほど高くないですが、今後は増えていくものと思われます。
それでは、どのような人が永住権を申請できるのでしょうか?
オーストラリアの国土は日本の20倍で人口は6分の1。国策として移民で人口を増やすということもあり、「オーストラリアで人手不足の職種のスキルを持った人に永住権を発行している」というのが現状です。
つまり、すでに人手不足の職種に該当するスキルを持っている人は 、あとは条件を満たす英語力があれば永住権が申請できるということです。
しかし現在スキルがない人でも、オーストラリアの学校で2年以上勉強してそのスキルを身につければ永住権が申請できるということも意味しています。
今から準備を始めても、多くの人は永住権が申請可能になるということです。
ちなみに、オーストラリアの永住権を取得したとしても日本の国籍を失うわけではありません。あくまで日本国籍を持ちながら、オーストラリアに永住する権利を持っている状態です。パスポートも日本のままです。
永住権取得後に一定の条件を満たすと市民権の申請ができます。市民権を取得すると完全なオーストラリア人となり、日本国籍を失います。そのため申請する方はほとんどいません。
永住権と市民権は選挙権以外は特に差がないので、永住権を取得すればオーストラリア国民とほぼ同等の権利を得て生活できるというわけです。
2.永住ビザ申請の具体例 ~調理師や美容師~
難しいことは抜きにして、まず永住ビザ申請の具体例を見てみましょう。詳細は後ほど説明しますのでそちらをご参照ください。先ほどお話したように、オース
トラリアでは主に人手不足の職種のスキルを持った人に永住ビザを発行していますが、現在そのスキルがない人でもこれからそのスキルを身につけることによっ
て永住ビザの申請が可能になります。では、多くの人が該当すると思われる「現在要求される
職種的スキルがない人が、これから準備して永住ビザを申請する場合」の具体例を見ていきます。
ここでは、サブクラス885 をいうカテゴリーで永住ビザを申請する例をあげます。まず、オーストラリアで人手不足の職種の1つに調理師がありますので、例えば、調理師としてまったく経験のない人が2年間調理師の学校に通って、調理師という職種をノミネートして永住ビザを申請する場合をみてみます。
申請条件を満たしているかどうかは、
Points Test
で120ポイント以上獲得できるかどうかで大まかに判断できます。
※2010年6月の移民法変更により、サブクラス885での調理師・菓子職人(パティシエ)・美容師・印刷技師の永住権申請はできなくなりました。他の職業での申請をご検討ください。しかし永住ビザ取得のシステムはほぼ変わらないので、以下調理師での永住ビザ申請の方法もご参照ください。
例1: 調理師でノミネートして永住ビザを申請する場合
|
Eligibility Requirements |
申請者の条件例 |
Points Test |
|---|---|---|
|
Age |
申請時年齢40-44歳 |
15 |
|
English language ability |
4項目すべて IELTS 5.0 以上 |
15 |
|
Nominated skilled occupation |
Cook (調理師)でノミネート |
60 |
|
Specific work experience |
調理師としての経験なし |
- |
|
Australian work experience |
Certificate III 終了後、調理師としてシドニーで週20時間・1年間以上勤務 |
10 |
|
Australian qualifications |
Diploma in Hospitality Management (Cookery) 2年コース修了 |
5 |
|
Occupation in demand/job offer |
Cook (調理師)でノミネート Certificate III 終了後、調理師としてシドニーで週20時間・1年間以上勤務 |
15 |
|
Community language |
最終学籍が高校または短大卒業 |
- |
|
Regional Australia study |
シドニーで2年間学校に通う |
- |
|
Partner skills |
独身 |
- |
|
TOTAL POINTS |
|
120 |
2007年9月に改定された移民法に従えば、上記条件の人は Points Test で120ポイントが獲得でき、永住ビザの申請が可能になります。つまり、何も職種的なスキルがない人でも44歳までに申請できる人であれば、2年間オーストラリアの学校に通い、英語の勉強をして、ワーク・エクスペリエンスを積めば、 調理師として永住ビザが申請できるというわけです。職種でいえば、美容師や菓子職人などをノミネートした場合もこの例に近くなります。 以下に、会計士としての実務経験のない方が、会計士の学校に通って永住ビザを申請する例もあげておきます。
例2: 会計士でノミネートして永住ビザを申請する場合
|
Eligibility Requirements |
申請者の条件例 |
Points Test |
|---|---|---|
|
Age |
申請時年齢30-34歳 |
25 |
|
English language ability |
4項目すべて IELTS 7.0 以上 |
25 |
|
Nominated skilled occupation |
Accountant (会計士)でノミネート |
60 |
|
Specific work experience |
会計士としての経験なし |
- |
|
Australian work experience |
会計士として、シドニーで 実務経験を積むことは困難 |
- |
|
Australian qualifications |
Master in Professional Accounting 2年コース修了 |
5 |
|
Occupation in demand/job offer |
Accountant (会計士)でノミネート しかし、会計士として、シドニーで 実務経験を積むことは困難 |
- |
|
Community language |
日本で4年制大学卒業 |
5 |
|
Regional Australia study |
シドニーで2年間学校に通う |
- |
|
Partner skills |
独身 |
- |
|
TOTAL POINTS |
|
120 |
つまり、オーストラリアで2年間学校に通えば多くの人に永住ビザ取得の可能性がある、ということです。
3.永住ビザ申請の種類について
サブクラス885 での永住ビザ申請はポイントを計算するなどして数年前から準備するケースが多いですが、申請に当たっては申請時の移民法が適用されます。この移民法自体が
随時変更されていくので、誰も先のことは正確にはわからないというのが現状です。しかし準備は今ある条件に従って行わざるを得ません。そして現在の移民法
のすべては DIAC のサイトに記載されています。というわけで現在の DIAC サイトを読み解いていこう、というのがこれからの主旨になります。
それでは2006年7月に大幅リニューアルされた DIAC サイトをみていきましょう。詳しい内容・最新の情報はリンク先の DIAC サイトで確認してください。
まず、永住ビザ (Permanent Visa) の申請に関わるページがどこにあるのか見ていきます。
DIAC
のトップページ左上にある
Visas &
Immigration をクリック。このページは、学生ビザ、ワーキングホリデー・ビザ、観光ビザの内容も含んでおり、海外からの渡航者に一番利用されると思われます。永住ビザに関しては、このページの上段左から2番目
Migrants をクリック。ここにオーストラリアに移住できる手段が、以下のとおり大きく5つ書かれています。
● Workers(技術移住やオーストラリアの学校を卒業して永住ビザ 申請するものを含む)
● Business People
● Family Members (オーストラリア人との結婚やデ・ファクト(事実婚)を含む)
● Refugee or Humanitarian Entrants
●
Returning Residents
詳しくはそれぞれのリンク先を確認してください。ここでは一番該当者が多い Workers を取り上げます。Workers
をクリックすると、就労してオーストラリアに滞在できるビザについて、以下のとおり10項目が書かれています。ちなみに、このページは
Visas &
Immigration の左上の Workers と同しページです。
● Employer Sponsored Workers
●
Professionals and other Skilled Migrants (技術移住やオーストラリアの学校を卒業して永住ビザ申請するものを含む)
● Business People
●
Doctors and Nurses
●
Regional Employment
●
Special Entry
●
Employers
●
Australia Needs Skills Expos
●
Working Holiday Makers (ワーキングホリデー・メーカー)
● Air and Sea
Crew
詳しくはそれぞれのリンク先を確認してください。ここでは一番該当者が多い上から2つ目の Professionals and other Skilled
Migrants を取り上げます。Professionals
and other Skilled Migrants をクリックすると冒頭に概要として以下の内容が記載されています。
● 申請時の年齢が18歳超45歳未満であること
● 条件を満たす英語力があること(詳しくは後ほど)
● SOL (Skilled Occupation List)に記載されている職種に関して、職歴またはオーストラリアの資格を所有していること
この3つを満たしていることが Professionals and other Skilled Migrants として永住ビザ申請の基本条件となります。次に一番上の
Visa Options をクリックすると、以下の5つが出てきます。
● If you are in Australia
●
If you are outside Australia
●
If you are a New Zealand Citizen
●
If you hold a Skilled – Independent Regional
(Provisional) visa (subclass 495)
●
If you hold a Skilled – Designated Area Sponsored
(Provisional) visa (subclass 496)
ここでは、オーストラリアの学校に学校に2年間通ってそのまま永住ビザを申請する例を見ていきますので、一番上の If you are in Australia をクリックしてください。以下の5つが出てきます。
● Skilled – Independent (Residence) visa (subclass 885)
*
Points Test
の Pass Mark は120。留学生が2年間以上オーストラリアで就学してオーストラリアの資格を取得して申請できる永住ビザ
● Skilled – Sponsored (Residence) visa (subclass 886)
*
Points Test
の Pass Mark は100。例えば、留学生が2年間以上オーストラリアで就学してオーストラリアの資格を取得したが、サブクラス885 の申請条件である
Points Test
の Pass Mark である120をクリアできなかった場合にオーストラリアの親族または州・準州がスポンサーとなって申請できる永住ビザ。
● Skilled – Regional (Residence) visa (subclass 887)
特定の地方エリアで2年間の居住と1年間の就労をした人が申請できる永住ビザ。例えば サブクラス487 保持者などが対象。
● Skilled – Regional Sponsored (Provisional) visa (subclass 487)
*
Points Test
の Pass Mark は100。例えば、留学生が2年間以上オーストラリアで就学してオーストラリアの資格を取得したが、サブクラス885 の申請条件である
Points Test
の Pass Mark である120をクリアできなかった場合にオーストラリアで指定されたエリアに居住する親族または州・準州がスポンサーとなって申請できる3年間の暫定ビザ。
特定の地方エリアで2年間の居住と1年間の就労をすることにより サブクラス887 で永住ビザの申請が可能。
● Skilled – Graduate (Temporary) visa (subclass 485)
*
Points Test
のスコアは関係なし。留学生が2年間以上オーストラリアで就学してオーストラリアの資格を取得したが、永住ビザの申請条件である
Points Test
をパスできなかった場合に申請できる18ヶ月の一時滞在ビザ。
この期間内の就労・就学により永住ビザの条件を満たせば、永住ビザの申請も可能。
Professionals and other Skilled Migrants
If you are in Australia のまとめ
|
申請するビザの サブクラス |
ビザの種類 |
2年間の 就学者 |
Points Test の Pass Mark |
スポンサー |
地方居住 |
|---|---|---|---|---|---|
|
永住ビザ |
対象 |
120 |
- |
- | |
|
永住ビザ |
対象 |
100 |
要 |
- | |
|
永住ビザ |
- |
- |
- |
申請前 | |
|
3年間の暫定ビザ |
対象 |
100 |
要 |
取得後 | |
|
18ヶ月の一時滞在ビザ |
対象 |
- |
- |
- |
以下には、If you are outside Australia の場合についてもまとめてみましたので、ご参考にどうぞ。
Professionals and other Skilled Migrants
If you are outside Australia のまとめ
|
申請するビザの サブクラス |
ビザの種類 |
需要のある 職種のスキル |
Points Test の Pass Mark |
スポンサー |
地方居住 |
|---|---|---|---|---|---|
|
永住ビザ |
要 |
120 |
- |
- |
|
|
永住ビザ |
要 |
100 |
要 |
- |
|
|
3年間の暫定ビザ |
要 |
100 |
要 |
取得後 | |
|
18ヶ月の一時滞在ビザ |
不要 海外就学者対象 |
- |
- |
- |
ビザ申請について詳しく知りたい方、実際にビザ申請を検討されている方はBooklet 6, General Skilled Migrationをご参照ください。このページのBooklet 6 に詳細が記載されています。
4、「サブクラス885」って何??
4-1. About This Visa
さて
サブクラス885 をクリックすると「1.
About this Visa」のページが開き、このビザについて以下のとおりの説明があります。
Who is this visa
for?
● 年齢が45歳未満
● 十分な英語力がある
● SOL に記載されている職種の基準を満たす技術と資格を取得しているかつ、永住ビザ申請にあたりノミネートする職種が SOL で 50 or 60 ポイントの職種に該当する
How much does this
visa cost?
Professionals and other Skilled Migrants visa charges -
in Australia に一覧で記載があります。 サブクラス885 の申請料は 1st Installment $2525 です。2nd Installment
$3510
は規定の英語力を満たしていない18歳以上の扶養家族がいる場合に支払いが必要になります。
What does this visa let
me do?
サブクラス885 は扶養家族を含めて永住ビザ申請が可能であり、永住ビザを取得すると以下のことが可能となります。
● オーストラリアでの永住および就
● オーストラリアでの就学
● Medicare(医療保険)や PBS(医薬品給付制度)の利用
● 一定期間後に社会保障費の受給(通常2年後)
● 適格基準を満たすことによって市民権を得る資格
● 永住ビザ取得を検討する人のスポンサー
4-2. How This Visa Works
では次に、上段の「2.
How this Visa Works 」をクリックしてください。このページには以下の説明があります。
この永住ビザは、発給後5年間オーストラリアへの入出国が可能になります。5年目以降については、オーストラリア国内にいる場合は永住者としてのステイタスに影響はありませんが、永住者としてオーストラリアから出国する場合、Resident
Return Visa (RRV) を取得する必要があります。なお、RRV 取得の条件はオーストラリアでの居住期間によります。 例えば、Five
Year Resident Return Visa (Subclass 155) の適格要件には、過去5年間の内2年以上オーストラリアに滞在していることなどがあります。
Points Test
サブクラス885 は Points Test
で合格点に達する必要があります。
General Skilled Migration definitions
一般的な技術移住に関係する言葉の定義については
General Skilled Migration Definitions で確認してください。
4-3.
Eligibility その1
それでは次に進みます。上段の「3.
Eligibility 」をクリックしてください。このページは申請資格を有する条件の説明です。
Main Applicant (申請本人)と
Secondary applicant (その家族)についてのリンクがありますが、ここでは Main Applicant についてみていきます。Main Applicant
をクリックすると 、以下の4つが出てきます。
● Overseas Students visa holders
● Graduate – Skilled (subclass 497) visa holders
●
Skilled – Recognised Graduate (subclass 476)
visa and Skilled – Graduate (subclass 485) visa
holders
● Trade Skills Training visa holders
ここでは2年以上の就学後すぐに永住ビザを申請するケースについて見ていきますので、一番上の Overseas Students visa holders をクリックしてください。ちなみに サブクラス497 は、学校卒業後6ヶ月以内に以内に サブクラス885 を申請するにあたって、所有している学生ビザが切れてしまう場合に滞在を伸ばすことができる
Graduate Skilled Temporary Visa です。
さて、Overseas Students visa holders をクリックすると以下の Eligibility Requirements
のテーブルが出てきます。ここには Basic
Eligibility Requirements と Points Test
の両方が記載されており、サブクラス885 で永住ビザを取得するためには、Basic Eligibility Requirements をすべて満たし、かつ Points Test
のスコアが120に達している必要があります。それでは次項でこのテーブルについて見ていきます。
|
Eligibility Requirements |
Basic Eligibility Requirements |
Points Test |
|---|
| ○ |
○ |
| ○ |
○ |
| ○ |
○ |
| ○ |
× |
| ○ | × |
| ○ | × |
| ○ | × |
| ○ | × |
| ○ | × |
| ○ | × |
| × | ○ |
| × | ○ |
| × | ○ |
| × | ○ |
| × | ○ |
| × | ○ |
| × | ○ |
4-4. Eligibilityその2 ~ ポイントテストを 実際に計算してみよう!! ~
上記 Eligibility Requirements
のテーブルのそれぞれの項目について上から順番に見ていきます。
サブクラス885 で永住ビザを取得するためには、
Basic Eligibility Requirements をすべて満たし、かつ
Points Test
のスコアが120に達している必要があります。Points Test
のスコアの計算方法は サブクラス885 申請時の内容について説明していますのでご注意ください。
●
Age (年齢) Basic
Eligibility Requirements Points Test
申請時の年齢は45歳未満が条件、ただし
サブクラス485 保持者は除く。ポイントは以下のとおり。
|
Age |
Points |
|---|---|
|
18 to 29 years |
30 |
|
30 to 34 years |
25 |
|
35 to 39 years |
20 |
|
40 to 44 years |
15 |
● English language ability (英語力)
Basic
Eligibility Requirements Points Test
通常は IELTS の General Training Test のスコアで判別されます。スコアの有効期間はビザ申請から遡って2年以内。サブクラス885
申請にあたり、通常は以下のテーブルの中で Competent Level 以上が条件ですが、ノミネートする職種が Trade Occupation
(調理師・美容師など)の場合は Vocational Level からでOKです。
|
Level of English |
Required IELTS test results |
Points |
Specification |
|---|---|---|---|
|
Proficient |
A band score of at least seven (7) on each of the four (4) components |
25 |
For any occupations |
|
Competent |
A band score of at least six (6) on each of the four (4) components |
15 |
For any occupations |
|
Vocational |
A band score of at least five (5) on each of the four (4) components |
15 |
For trade occupation only |
|
Functional |
An average band score of at least 4.5 based on all four (4) components |
- |
サブクラス885 対象外 |
※ IELTS って何?
IELTS (International English Language Testing System) とはイギリス・オーストラリア・ニュージーランドといった英国圏で一般的な留学や移住、就労のために必要な英語能力認定テスト。スコアは0.5刻みで最大9.0ポイント
で、約2週間後に結果が出ます。IELTS の試験には4つのセクション(Speaking / Reading / Writing / Listening)があり、それぞれのスコアが上記の条件を満たしている必要があります。また
IELTS には、大学などの学位取得を対象とした Academic Test と、高校・職業訓練校・移住審査を対象とした General Training
Test の2種類があります。試験内容は Listening とSpeaking の問題はどちらのテストも共通で、試験時間は約3時間 。ちなみに日本でも受験可能で、詳細は
こちら をどうぞ。
● Nominated Skilled
Occupation
(ノミネートする職種) Basic
Eligibility Requirements Points Test
サブクラス885 の場合、自分が取得した資格が
SOL で 50 or 60 ポイントの職種に該当している、かつサブクラス885 申請時に自分がノミネートする職種が SOL に記載されている必要があります。 また、自分がノミネートする職種に関連するオーストラリアの査定団体から、自分が身につけたスキルがその職種に対して適切であることに対する認可を受ける(次項
Skills assessment 参照)必要があります。
|
Skill |
Requirements |
Points |
Specification |
|---|---|---|---|
|
For most occupations where training is specific to the occupation |
In most cases you will have a qualification (such as a degree or trade qualification) and experience which meets the relevant Australian standards. In some cases, experience without formal qualifications may be acceptable. |
60 |
サブクラス885 対象 |
|
For more general professional occupations |
You must have a qualification equivalent to an Australian bachelor degree or higher qualification. |
50 |
サブクラス885 対象 |
|
For other general skilled occupations |
You must have a qualification equivalent to an Australian diploma or advanced diploma. |
40 |
サブクラス885 対象外 |
※ ノミネートする職種選びのポイント
後ほど Occupation in demand/job offer で説明しますが、ノミネートする 職種 が MODL に記載されているものであれば、SOL 記載の60ポイントに加えて MODL 記載でプラス15ポイント、合計75ポイントが加算できます。
● Skills assessment (技術査定)
Basic
Eligibility Requirements
詳細はリンク先でご確認ください。申請者は自分がノミネートする職種に関連するオーストラリアの査定団体から、自分が身につけたスキルがその職種に対して
適切であることを証明するために技術査定を受ける必要があります。技術査定とは能力評価であり、申請者がノミネートする
職種に関して十分な能力を身につけているかを確認するものです。これらの査定団体についての詳細は ASRI (Australian Skills
Recognition Information)で確認できます。
● Eligible visa(申請資格のあるビザ)
Basic
Eligibility Requirements
サブクラス885 で申請予定の方は特に問題になることはないかと思いますが、内容を簡単にまとめました。
申請者本人及び申請に含まれる者は、申請時に以下に記載するビザのいずれかを保有している必要があります。
1. Eligible Student Visa (申請資格のある学生ビザ)を保有している。
Non-Eligible Student Visa (申請資格のない学生ビザ)とは以下のとおり 。
ELICOS, non-award course, AusAid/Defence sector, Australian government
(including State/Territory)-assisted,foreign government-assisted, multilateral
agency-assisted
2. Non-Eligible Student Visa 以外のビザを申請中で Bridging Visa A or Bridging Visa
B を保有している、かつ6ヶ月以内に Eligible Student Visa を保有していた。
3. Non-Eligible Student Visa 以外のビザを保有している、かつ6ヶ月以内に Eligible Student Visa
を保有していた。
4. Eligible Student Visa を保有していたがそのビザキャンセルされている、かつ28日以内に MRT (Migration Review Tribunal) にそのキャンセルについて上告している。
5. Skilled – Recognised Graduate Visa (サブクラス476 、18ヶ月の一時滞在ビザ)を保有している。
6. Skilled – Graduate Visa (サブクラス485 、18ヶ月の一時滞在ビザ)を保有している。
7. Trade Skills Training Visa (Subclass 471) を2年以上保有している。
上記に加えて、申請者本人及び申請に含まれる者は以下の条件に該当しない必要があります。
1. 直近のオーストラリア入国以降、ビザ申請が拒否または取消されたことがある(別のビザが発給されている場合を除く)。
2. 現在保有のビザにオーストラリア滞在の延長申請を妨げるような条件がある(例えば Condition 8503, 8534 or 8535
など)。
● Two (2) years study in Australia(2年間フルタイムでの就学)
Basic
Eligibility Requirements 申請者は サブクラス885 申請前6ヶ月以内に以下の条件のいずれかを満たしている、かつ16ヶ月以上就学している必要があります。
1. 2 Academic Years 以上就学して1つの資格を取得している
2. 合計で 2 Academic Years 以上就学して2つ以上の資格を取得している
2 Academic Years Study とは?
2 Academic Years Study はフルタイムで就学することが条件で、就学期間よりも修了した内容によって判断されます。例えば、これから受講するコースにおいて以前の就学内容によって受講する科目がいくつか免除される場合は、就学時間が減ることになります。DIAC
はコースの標準的な期間を CRIOCOS の登録内容によって判断します。例えば、92週間として登録されているコースは2年コースとしてみなされます。
具体例その1
CRIOCOS に138週(3年)・24科目として登録されているコースは、1年8科目のコースと同じとみなされます。この場合、16科目を修了した時点で
2 Academic Years Study を満たしているとみなされます。つまり、最大8科目までの学科の免除を受けてコースを修了した場合でも
2 Academic Years Study を満たしていることになります。
具体例その2
CRIOCOS に92週(2年)・12科目として登録されているコースは、1年6科目のコースと同じとみなされます。この場合 2 Academic
Years Study を満たすためには、12科目すべてを修了する必要があります。つまり、1つでも学科の免除を受けた場合は 2 Academic
Years Study を満たすことができません。2 Academic Years Study を満たすためには、他の学位・資格の取得を取得することを目的としてさらに就学する必要があります。
Course requirements ~受講するコースの条件~
コース修了後に取得する資格がビザ申請条件を満たすためには、以下のものである必要があります。
1. Degree, Diploma, Trade Qualification のいずれかの学位・資格である
2. オーストラリアにあるオーストラリアの教育機関で受講されている
3. 英語で講義が行われている
4. CRIOCOS (Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas
Students)に登録されている
※ 注意: 英語学校は 2 Academic Years Study の条件を満たしません
Qualifications must be relevant to nominated
occupation ~ノミネートする職種に関連する資格であること~
就学により取得されるオーストラリアの資格は、永住ビザ申請でノミネートする職種に関連していなければなりません。つまり、申請者はノミネートする職種で必要とされる
十分なスキルを就学により身につけている必要があります。
具体例その1
2 Years Study Requirement を満たすために、Diploma in Business と Certificate IV
in Carpentry を組合わせて、Carpenter (大工)として永住ビザを申請することは可能。Diploma in Business は大工として自分でビジネスを始める際に役立つ資格であるとみなされ、これら2つの資格は関連性があるものと判断されます。
具体例その2
2 Years Study Requirement を満たすために、Masters in IT と Certificate III in Carpentry
を組合わせて、Carpenter (大工)として永住ビザを申請することは不可能。Carpenter よりもより高く専門的な Master という学位を取得して Carpenter として永住ビザを申請することはできません。また、IT
も Carpenter には関係がなく、これら2つの資格は関連性がないものと判断されます。
What if you have completed study outside
Australia? ~オーストラリア国外でコースを修了している場合~
申請者がオーストラリア国内に滞在しないで受講しているコースは、 2 Years Study Requirement を満たしません。
例えば、オーストラリア教育機関の海外キャンパスで就学している場合、またはオーストラリア国外でオーストラリア教育機関の通信教育を受講している場合は、2
Years Study Requirement を満たしません。つまり、申請者はオーストラリアに滞在して就学しなければなりません。
Evidence to attach to your application ~申請時の添付書類について~
申請者は永住ビザ申請時に以下の内容が記載された学校からの修了証の Certified Copy を添付する必要があります。
コースの開始日、修了日 / 学位・資格の取得日 / 就学したキャンパスの場所 / 通信教育の有無 /フルタイムであったかどうか / 英語で講義が行われていたかどうか
/ 成績証明書の Certified Copy
Lodgement of application ~申込書の提出に関して~
申請者が留学生の場合、コース修了日から6ヶ月以内に サブクラス885 を申請しなければならなりません。コース修了日とは申請者が学位・資格を取得したと第三機関が公示した日付のことであり、公示は以下のものによって行われます。
レター / 新聞での公告 / インターネットでの公告 / Email / 第三機関の掲示板
なお、この日付とは卒業式の日付などではなく、申請者に学位・資格が実際に授与される日付のことです。
● Location(滞在先)
Basic
Eligibility Requirements
申請者本人及び申請に含まれる者は、サブクラス885 を申請する時および申請結果が出る時に、オーストラリア国内にいなければならない。
What if you are not in Australia at the time
of decision ~申請結果が出る時にオーストラリアにいない場合~
ビザが間もなく発給される状況において、DIAC は申請者にその旨を通知します。もしオーストラリア国外に行く必要があり、まだオーストラリアを離れていない場合は、書面で申請者本人及び申請に含まれる者がオーストラリア国外に退出する時期を指定します。
この期間内にオーストラリアを離れない場合は、申請自体が却下される可能性がありますのでご注意ください。
● Health
(健康状態) Basic
Eligibility Requirements
この条件を満たすために、申請者および申請に含まれる者は HSA (Health Services Australia) で健康診断を受ける必要があ
ります。詳細は
Health Requirements 参照 。
● Character(人物審査)
Basic
Eligibility Requirements
What is the character
requirement? ~人物審査とは何?~
オーストラリアへの入国にあたり、申請者および申請に含まれる者は「Good Character」でなければならない。そのため、この人物審査の条件を満たしているかどうかの証明として、
警察からの無犯罪証明書や軍隊の除隊証明書を提出する必要があります。詳細は
Fact Sheet 79 - The Character Requirement をご参照ください。
Character assessment ~人物査定~
申請者および16歳以上の申請に含まれる者は、申請書とともに人物査定の書面を提出する必要がある。さらに詳細が必要な場合は、 DIAC から連絡が入ります。詳細は
Form 80
Personal particulars for character assessment をご参照ください。
Overseas police clearances ~無犯罪証明書~
申請者は過去10年間に12ヶ月以上住んでいたそれぞれの国に対して、警察からの無犯罪証明書を取得し提出する必要があります。また16歳以上の申請に含まれる者およびその扶養家族もまた、移住するかどうかに関わらず、
無犯罪証明書提出する必要があります。
可能であれば、申請書と一緒に無犯罪証明書の Certified Copy を提出してください。場合によっては、移民局からの書面なしでは無犯罪証明書
の取得を申請できないこともあります。この場合、ビザ審査中に DIAC から申請者に無犯罪証明書が必要になる旨の書面が郵送されます。
無犯罪証明書を入手するのに最大12ヶ月を要するような国もあります。この入手に関して DIAC が介入することはできませんでので、できるだけ早く入手準備を開始することが重要です。
Australian Federal Police clearances ~オーストラリア連邦警察の無犯罪証明~
永住ビザ申請時に、申請者および16歳以上の申請に含まれる者は12ヶ月以内にオーストラリア連邦警察から発行された無犯罪証明書を 提出する必要があります。
永住ビザが交付されるためには、申請者はオーストラリア連邦警察の無犯罪証明書の Certified Copy を提出する必要があります。もしビザ申請時に
申請者および申請に含まれる者すべての無犯罪証明書が添付されているならば、ビザ審査の期間がより短縮されることでしょう。詳細は Form 1101
Police records check - consent to obtain
personal information でご確認ください。
Military discharge papers ~軍隊の除隊証明書~
申請者および申請に含まれる者が過去に軍隊に所属していた場合、除隊証明書の Certified Copy を提出する必要があります。
● Australian Values Statement(オーストラリアの価値)
Basic
Eligibility Requirements
2007年10月15日より、18歳以上の者はビザ申請の一部として Australian
Values Statement にサインする必要があります。この Statement
はビザ申請書類に含まれており、18歳以上の申請者
はすべて、彼らがオーストラリアの生活様式を尊重し、オーストラリアの法に従うことを確認するために、それにサインをする必要があります。詳細は
Australian Values - Overview
Life in Australia Book をご参照ください。
● Specific work experience(実務経験)
Points Test
過去4年以内に3年以上 SOL に記載されている職種に従事している場合、このポイントが加算できます。ただし、以下の雇用条件を満たしていること必要となります。
・週20時間以上就労している
・有給である
・サブクラス885 申請時にノミネートする職種、またはそれに深く関連した SOL で60ポイントに該当する 職種であること
※上記の条件を満たすためにオーストラリアで得た実務経験を申告する場合、就労可能なビザを保有していることが必要です。
※申請時の必要書類については Specific work experience でご確認ください。
| Occupation / work experience | Points |
|---|---|
|
申請時にノミネートする職種が SOL で60ポイントに該当ししている かつ、申請日から遡って過去4年以内に3年以上、ノミネートする 職種と同じ、またはそれに深く関連した SOL で60ポイントに該当する 職種に従事している |
10 |
|
申請時にノミネートする職種が SOL で40~60ポイントに該当している かつ、申請日から遡って過去4年以内に3年以上 SOL に記載のある職種に従事している |
5 |
●
Australian work experience
Points Test
以下の条件を満たしている場合、このポイントが加算できます。
・SOL に記載されている職種に従事している
・就労可能なビザを保有して就労している
・週20時間以上就労している
・有給である
・ノミネートする職種と同じ、またはそれに深く関連した SOL に記載されている職種に十分なスキルを持って従事している
・申請日から遡って過去4年以内に1年以上従事している
※申請時の必要書類については Australian work experience でご確認ください。
| Occupation / work experience | Points |
|---|---|
|
申請日から遡って過去4年以内に1年以上、ノミネートする 職種と同じ、またはそれに深く関連した SOL で60ポイントに該当する 職種に従事している |
10 |
|
申請日から遡って過去2年間で以内に、認定された Professional Year を修了している |
10 |
●
Australian qualifications(オーストラリアの学位・資格) Points Test
次の表に該当するオーストラリアの学位・資格は、オーストラリアで受講・取得し、かつ英語で授業が行われていることが条件。
申請時の必要書類については Australian qualifications でご確認ください。
| Qualification | Points |
|---|---|
|
2年以上フルタイムで就学しオーストラリアの Doctorate (博士号)を取得 |
25 |
|
1年以上就学してオーストラリアの Undergraduate Degree (大学卒業)を取得し、その後、1年以上就学してオーストラリアの Masters Degree または Honours degree (Second Class (Division 1) Level or Above) を取得 ただし、トータルで3年以上フルタイムで就学していること |
15 |
|
2 Years Study Requirement を満たしている |
5 |
● Occupation in demand/job offer(需要が高い職種・その内定)
Points Test
サブクラス885 において、ここで15ポイントが取れれば、誰でも永住ビザの申請が可能になります。ここで15ポイントを取るための条件は、永住ビザ申請時にノミネートする職種が
MODL に記載されているかどうかだけです。MODL ( Migration Occupations In Demand) には「特に需要が高い」とされる職種が指定されており、これらの職種をノミネートして永住ビザを申請すると、高ポイントが取得できます。よく耳にする会計士・看護師・美容師・調理師・菓子職人などは MODL に記載されている職種であり、永住ビザ取得を狙う世界中の留学生のほとんどはこれらの職種に関連する学校に通っているのが現状です。MODL
に記載されている職種は SOL にも記載されているので、上記の Nominated Skilled Occupation とあわせれば、60+15=75ポイントが加算できます。申請時の必要書類については
Occupation in demand/job offer でご確認ください。
| Occupation | Points |
|---|---|
|
申請時にノミネートする 職種が MODL に記載されている 申請日から遡って過去4年以内に1年以上、ノミネートする 職種と同じ、またはそれに深く関連した職種で雇用されていた申請日から遡って過去2年間少なくとも10人以上フルタイムの従業員が在籍する企業から、ノミネートする職種でフルタイムの Job Offer (内定)が出ている |
20 |
|
申請時にノミネートする 職種が MODL に記載されている申請日から遡って過去4年以内に1年以上、ノミネートする 職種と同じ、またはそれに深く関連した職種で雇用されていた |
15 |
●
Community language(オーストラリアのコミュニティ言語)
Points Test
以下の表の内容を満たしていれば、日本語に対して専門レベルの言語スキルを習得してるとみなされ、このボーナス・ポイントを取得できます。申請時の必要書類については
Community language でご確認ください。
|
Bonus points options |
Points |
|---|---|
|
日本の4年制大学を卒業している、または 通訳・翻訳の分野で NAATI の Professional Level の資格を取得している |
5 |
●
Regional Australia study(地方エリアでの居住・就学)
Points Test
このポイントは、パスマークに5ポイント足りない方、将来的なパスマークの変更を考慮して少しでも多くのポイントを取得したい方が利用するケースが多いです。申請時の必要書類については
Regional Australia study でご確認ください。
|
Study in Regional Australia/ low population growth metropolitan area |
Points |
|---|---|
|
Regional Australia/low population growth metropolitan areas として指定された地域で2年以上居住し就学した場合 |
5 |
● Partner skills(パートナーのスキル)
Points Test
下記の条件は サブクラス885 で永住ビザを申請しようとする人なら必ず満たしていなければいけない条件です。簡単に言えば、
Points Test
で5ポイント足りない者同士が結婚すれば、ポイントがパスマークまで届き
、永住ビザが申請できるようになるということです。申請時の必要書類については
Partner skills でご確認ください。
|
Partner skills |
Points |
|---|---|
|
申請者のパートナー(配偶者など)が申請者と同様に以下の永住ビザ申請の基本条件を満たしている場合 ●
age |
5 |
いかがでしたか? 上記 Points Test
の項目でパスマークの120に達することができれば
Basic Eligibility Requirements を満たすことも容易なので、サブクラス885 で永住ビザを申請してみるのはいかがでしょうか?
4-5. Obligations
それでは次に進みます。上段の「4.
Obligations 」をクリックしてください。内容は以下のとおりとなっています。
サブクラス885 には付加される条件は特にありません。つまり、サブクラス885 で永住ビザを取得した人は、オーストラリアのどのエリアにおいても居住、就労ができ、どんな種類の職種にも就くことが可能です。そして、申請者とその家族はオーストラリアの法律を遵守する必要があり、これが守れない場合は、オーストラリアの
永住ビザに影響が出る可能性があります。
最後のページ「5. Applying for this Visa 」は実際の申請についての手順になりますので説明は割愛します。
5.結論
いかがでしたか? Points Test
で120は獲得できそうですか? もしスコアが120に届く見込みがあれば、サブクラス885 で永住ビザの申請を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
● ああ、ポイントが少し足りない!!
● 今、学校に通っているが職種が SOL に該当していない!!
などなど、いろいろなケースがある思いますが、例えば今のコースで高ポイントが取れなくても、「高ポイントが取れるコースと併用することにより、高ポイントが取れる」可能性
も十分にあります。質問・ご相談はお気軽にどうぞ。
⇒ オーストラリア永住権のよくある質問へ
6.最新の永住権申請情報
2010年11月11日に DIACより2011年7月1日以降から適用される「新ポイントテスト」が発表されました。
Minister's announcement about the new points test – 11 November 2010
On 11 November 2010 the Minister for Immigration and Citizenship, the Hon Chris Bowen MP, announced the government's intention to implement a new points test applying to certain skilled migration applications made on or after 1 July 2011. The new points test will not apply to unfinalised applications lodged prior to 1 July 2011.
The new points test will not change the generous transitional arrangements in place until 31 December 2012 for former international students.
See:
Factsheet on the new points Test ( 76KB PDF file)
FAQs on the new points Test ( 85KB PDF file)
さて、この新しいポイントテストですが、以下のビザ申請に該当します。
● Subclass 885 Skilled Independent
● Subclass 886 Skilled Sponsored
● Subclass 175 Skilled Independent
● Subclass 176 Skilled Sponsored,
● Subclass 475 Skilled – Regional Sponsored
● Subclass 487 Skilled Regional Sponsored
以下の表は New Point Test になります

Pass Mark が現在の120点から65点に変更になります。実際は最大60点の SOL 職業点が表からなくなっていますので、感覚的には5点アップといった感じでしょうか。申請時の年齢は45歳から49歳に変更になっていますが、年齢点でいえば45-49歳は0点なので、45歳以上の方が
Point Test をクリアするのは簡単ではなさそうです。英語力に関しては IELTS 6.0 では0点とより厳しくなりました。また、Work
Experience がより重視される傾向にあります。
SOL の職業点がなくなったとはいえ、SOL に記載の職業をノミネートすることによって永住ビザを申請することには変更ありません。新しい SOL が発表されない限りなんともいえない部分もありますが、今回の変更は、より職業スキルのある人、より英語力のある人、より高い学位を取得している人に照準を置いたものであり、その条件を満たす人は永住ビアがより取得しやすくなるということになりそうです。
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【2011年5月5日】


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