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オーストラリアの永住権のよくある質問・疑問
オーストラリアの永住権申請に関して、よくある疑問・質問をまとめました。
=== 目次 ===
1. なぜ「デ・ファクト(事実婚)ビザ(サブクラス820)」を申請する人が多いの
2. なぜ「サブクラス475・487」を申請する人が多いの??
3. 永住ビザ申請には 900 時間のワークエクスペリエンスが必要なの??
4. 「サブクラス885」のパスマークをクリアできない人が申請する「サブクラス485」って何??
1、なぜ「デ・ファクトビザ」を申請する人が多いの??
まず、デ・ファクト(事実婚)とは何でしょうか? Definitionsで De facto の定義を見てみると以下のとおりです。
De facto
Not legally married, but in a spouse-like or spouse-equivalent relationship.
Sometimes known as 'common law' spouse.
オーストラリアの市民権・永住ビザを持つパートナーと12ヶ月以上一緒に暮らしている場合、婚姻関係になくても配偶者ビザのカテゴリーの1つであるデ・ファクト(事実婚)ビザが申請可能になります。このビザはサブクラス820にあたります。
それでは Spouse Visa: Onshore Temporary and Permanent (Subclasses 820 and 801) を見てみましょう。サブクラス820 はオーストラリアの市民権・永住ビザを持つパートナーとの婚姻やデ・ファクトでオーストラリアに滞在するための2年間の一時滞在ビザです。2年後に
サブクラス801 を申請することにより永住が可能になります。つまり、このビザは 暫定の配偶者ビザ にあたり入籍は不要 。2年後も良好な関係が続いていることが証明できれば永住ビザが取得できるというわけです。オーストラリアに滞在している間にパートナーが見つかり、一緒に生活を
始めるという方が申請するケースが多いと思われます。
申請に関しては Application Checklist もご参照ください。また、申請に当たっては
Sponsor Eligibility
に記載があるとおり、パートナーも適格要件を満たしている必要があります。例えば、パートナーが過去において既に2人のスポンサーになっていたり、過去5年以内にスポンサーになっている場合などは、パートナーはビザをサポートすることができませんのでご注意を。
2、なぜ「サブクラス475・487」を申請する人が多いの??
● オーストラリア国外から申請する場合:
Skilled – Regional Sponsored (Provisional) visa (subclass 475)
● オーストラリア国内から申請する場合: Skilled – Regional Sponsored (Provisional) visa (subclass 487)
上記2つの違いは申請場所がオーストラリア国外または国内というだけで、ビザの性質は同じものであり、ともに3年間の暫定ビザ です。この サブクラス475 と サブクラス487 の大きな特徴は、サブクラス175 と サブクラス885 と比較した場合、後者は Points Test
の Pass Mark が120であるのに対して、前者は Pass Mark
が100となっているということです。
そのため、サブクラス175 や サブクラス885 を申請をしたいが、ノミネートする職種や年齢などで120までスコアが届かないという方が サブクラス475 や サブクラス487 を申請します。
ただし、サブクラス475 と サブクラス487 では居住エリアが Regional Australia/Low Population Growth Metropolitan Areas に記載のある地方エリアに限定されます。しかし、このビザを取得後、 特定の地方エリアで2年間の居住と1年間の就労をすることにより サブクラス887
で永住ビザの申請が可能になります。
つまり、Points
Test のスコアが120に満たない人でも、サブクラス475 や サブクラス487
を申請すれば、ゆくゆくは永住ビザが取得できるというわけです。
3、永住ビザ申請には 900 時間のワーク・エクスペリエンスが必要なの??
サブクラス885 で永住ビザを申請するにあたり、ノミネートする職種によっては「関連する職種で900時間のワーク・エクスペリエンス」が必要になります。この条件は
Points Test
の中にはなく、上で説明した
Basic Eligibility Requirements の中の
Skills assessment(技術査定)の条件を満たすために必要となります。
ここでは調理師や美容師を例に挙げます。
Basic Eligibility Requirements
の
Nominated Skilled
Occupation
(ノミネートする職種) に出てきた SOL を見てみると、各職種ごとに取得できるポイント( Point for Skill )だけでなく査定団体( Assessing
Authorities )の記載があります。調理師や美容師の場合、査定団体が TRA ( Trades Recognition Australia )となっています。つまり、調理師や美容師で Skills assessment
をパスするためには、 TRA の指定する条件を満たす必要があるということであり、関連する職種で900時間のワーク・エクスペリエンスを積むことが
Skills assessment をパスする条件となっています。技術査定をする団体で Skills assessment の条件も異なりますので、ノミネートする職種の査定団体を
SOL で調べて、それぞれの査定団体が定める必要条件を確認してください。
4、「サブクラス885」のパスマークをクリアできない人が申請できる『サブクラス485』って何??
サブクラス485 とは何でしょうか? このビザには以下の2つの側面があります。
1つ目。英語力または実務経験が足りないがために、サブクラス885 の Points Test
のパスマーク120をクリアできなかった人が申請できる18ヶ月間の一時滞在ビザ。この18ヶ月の間に英語力 の改善または実務経験の不足を補うことができれば永住ビザが申請できます。
2つ目。サブクラス885 の 申請(申請要件を満たす学位・資格取得後6ヶ月以内)にあたり、現在保有の学生ビザの有効期限内にすべての書類が揃わないため申請ができないとき、滞在を延長するために申請するビザ。この場合、Skills
assessment については最低でも申請が済んでいる必要がありますのでご注意を。永住ビザ取得の秘訣は早めの準備です。
以下は1つ目の特徴について サブクラス485 について簡単にまとめましたのでご参考にどうぞ。
Skilled – Graduate (Temporary) visa (subclass 485) *
Points Test
のスコアは関係なし
留学生が2年間以上オーストラリアで就学してオーストラリアの資格を取得したが、永住ビザの申請条件である
Points Test
をパスできなかった場合に申請できる18ヶ月の一時滞在ビザ。この期間内の就労・就学により永住ビザの条件を満たせば、永住ビザの申請も可能。
なお、このビザを取得するためには
Main applicant eligibility をすべて満たす必要があります。
About this visa
これは、例えば サブクラス885 の基準を満たすことができなかった留学生が、永住ビザ申請のために必要な実務経験や英語力の改善を得るために18ヶ月間オーストラリアに滞在することを可能にするビザです。このビザの保有者は、
永住ビザ申請のために必要な Points Test
のパスマークをクリアした段階で永住ビザの申請が可能になります。
Who is this visa for?
このビザは以下の内容に該当する留学生に発給されます。
・45歳未満である。
・Two (2) years study in Australia の条件を満たして、学位・資格を 6ヶ月以内に取得している。
・サブクラス885 の申請に必要な Points Test
のパスマークをクリアしきていない。
・ノミネートする職種が SOL で 50 or 60 ポイントに該当していて、かつ Skills assessment の条件を満たしている。
What does this visa let me do?
このビザは、申請者および申請に含まれる者が就労・就学に関して規制なく18ヶ月間オーストラリアに滞在することを可能にします。具体的には、旅行、就労、英語力を改善するための就学、Professional Year
の修了が可能です。
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【2012年1月3日】


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